スペインワイン

スペインワインマップ

歴史

紀元前1100年から紀元前500年にかけて、南のカディスから北東端まで、スペイン東海岸全域は古代ギリシャ人やフェニキア人たちによって支配されていました。
彼らは祖国からぶどうの樹と醸造技術を運んできました。それがスペインワインの始まりです。醸造技術が飛躍的に進歩したのは、19世紀後半の頃。
フランスのボルドーでフィロキセラ(害虫)が発生し、フランスのワイン醸造者たちはこぞってスペインに移住しました。
ここで樽熟をはじめとする高度な醸造技術が導入され、スペインワインは着々と近代化への道を歩み始めました。

スペインワインの魅力とは。

ユニークさと個性的な面を持ちながら、ポテンシャルの高いワインが多いこと。それは広大なスペインならではのブドウから造られた色やスタイル、キャラクターや味といっ た絶妙のコンビネーションから生まれているといっても過言ではありません。
ひとつの国でありながら、多面性を持ち合わせている国”スペイン”。好きな地方の料理と一緒に、その地方のワインを嗜む、そんな楽しみ方も贅沢ではないでしょうか。

赤ワイン

パゴ・フロレンティーノ アルスーガ・クリアンサ
スペインではいろいろな種類のワインが造られていますが、最もポピュラーに飲まれているのは何といっても赤=tintoでしょう。
産地ごとにさまざまなタイプがあり、特にリオハの赤の名声は国内外ともにピカ一。
一方で、どっしりと力強いリベラ・デル・ドゥエロ産赤ワインの人気は、最近ではリオハをしのぐ勢い。
そのほか、プリオラートやトレド、ラ.マンチャなどのtintoも、赤ワイン好きにはたまらないコクと気品を備えています。
※写真左:パゴ・フロレンティーノ 写真下右:アルスーガ・クリアンサ

白ワイン

ネストックブラン ファン・デ・オロ
太陽の恵みがふんだんな国のワインらしく、スペインの白は一般に酸がおだやかで優しい味わいが特徴です。
産地は主にペネデス(バルセロナ)、ルエダ(バジャドリッド)など。以前は“フレッシュ&フルーティー”の若飲みタイプが主流でしたが、 ここ数年来は世の“樽熟指向”とともに、昔ながらの手法で造られた長期熟成タイプの白が再び脚光を浴びているようです。
ガリシア地方のアルバリーニョやバスク地方のチャコリは、スッキリとくせのない飲みやすい白。特に、この地方の名物である新鮮な魚介類とは抜群の相性です。
※写真左:ネストックブラン 写真右:ファン・デ・オロ

カヴァ CAVA 地中海カタルーニャ地方

ロヴェル・ブリュット・レセルバ ロヴェジャ・グランレセルバ
カタルーニャでは、スパークリングワインから赤、白、ロゼに至るまで様々なワインが生産されています。
特筆すべきは、シャンパンに匹敵する味と香りを誇る発泡酒カバ(CAVA)。
19世紀後半、カタルーニャ出身のワイン製造者がシャンパーニュ地方から技術を持ち帰り、 地元産のブドウ品種(パレリャーダ、チャレッロなど)に応用して造ったのが、そもそもの始まりです。
パレリャーダ種には独特の芳香と風味があり、その素朴さがカバの特徴となっています。
国内に100社のCAVA製造メーカーがひしめき合う今も、その95%はここカタルーニャに集中しています。
※写真左:ロヴェル・ブリュット・レセルバ 写真右:ロヴェジャ・グランレセルバ

シェリー酒

マンサニージャ・ペドロ・ロメロ アラモ・モスカテル
「シェリー酒」は、世界的にもとても有名なお酒。本物のシェリーはこの地で作られるへレス(シェリー)だげです。
アンダルシア地南部とセビリアとカディスの間にまたがるへレス、プエルト・デ・サンタ・マリア、サンルカール・デ・バラメーダを結ぶ三角形の地帯で作られます。
醗酵方法や産地によって分かれ、ドライナッツを思わせる独得の香りが魅力です。食前酒に最高なのは、辛口のフィノやアモンティリャード、ちょっぴりソルティなマンサニージャ。
甘口のタイプはデザートワインとしても楽しめます。
※写真左:マンサニージャ・ペドロ・ロメロ 写真右:アラモ・モスカテル

スペイン物語 http://www.spainmonogatari.com

シェリー~ヘレスのワイン~ http://www.sherry-japan.com